多くの女性たちが気にしている、まつげの細さ・短さ・傷み・抜けやすさなどの悩み。やはり、健康で美しいまつげはみんなの憧れですよね。
そんな”美まつげ”を意識する人たちが愛用しているのが、まつげ美容液。最近では、ドラッグストアなどで気軽に購入できる市販製品が数多くあります。でも、多すぎて何を選べばよいかわからない…、というのもホンネ。
そもそも、市販のまつげ美容液って本当に効果があるの?高級なまつげ美容液とはなにが違うの?
そんな疑問を解決するために、この記事で市販のまつげ美容液の選び方とメリット、効果などをご紹介しましょう!
目次
まつげトラブルの原因は?
フサフサできれいなまつげは、目元の印象を華やかにしてくれます。一方で、まつげのトラブルに悩んでいる人は多いようです。
ここでは、まつげトラブルの原因などをご説明します。
多くの女性が抱えるまつげの悩み
自分のまつげが人より短い、細い、量が少ないと悩んだことはありませんか?生まれ持ったまつげの量や長さは人それぞれです。では、代表的な悩みを見てみましょう。
②細い
③少ない
④傷んでいる
⑤抜けやすい
まつげのボリュームダウンは加齢と共に進みますが、若い人でも量の少なさや傷みなどに悩んでいる人がたくさんいます。例えば、日々のメイクやマツエク、まつげパーマなどのしすぎでダメージを受けることはよくあり、若くてもまつげの量が減ってスカスカになってしまうのです。
まつげが傷む原因
では、まつげトラブルが起きる原因は何でしょうか?主なものは以下のとおりです。
①マツエク
②まつげパーマ
③ビューラー・マスカラ・つけまつげなど、日々のメイクによる刺激
④就寝中の枕などとの摩擦
マツエクやまつげパーマ、アイメイクがまつげに与えるダメージは深刻。また、実は就寝中の枕との摩擦もまつげに悪い影響を与えます。
マツエクは、自まつげにグルーでエクステを接着するので、エクステと共にまつげが抜け落ちてしまうことがあります。その結果、まつげがボリュームダウンに…。ほか、まつげパーマで使うパーマ液も負担をかけます。
さらに、ビューラー・マスカラ・つけまつげなどアイメイクをするときは、まつげを引っ張ったりこすったりするもの。毛の抜けや傷みは避けられないのです。
まつげ美容液で美まつげ対策!
そこでおすすめしたいのが、まつげ美容液。使い方は簡単で、日々のケアによってまつげがきれいになる優秀アイテムなのです。
まつげ美容液は高級品というイメージを持っていませんか?確かに、サロン専売品など、プロがおすすめする本格的なまつげ美容液は、1万円以上することがあります。気軽には試しにくいですよね。
また、まつげ美容液は継続的な使用が効果的。使い続けられないと、あまり意味がないのです。
でも、ドラッグストアやバラエティショップなどで販売されている市販のまつげ美容液なら、価格的にも購入場所的にも手に入りやすいのでおすすめです!なかには1,000円未満のプチプラアイテムもあり、初心者でもトライしやすいでしょう。
まつげ美容液について知ろう

各種まつげ美容液の違いを知ろう
クリニック処方製品、サロン専売のまつげ美容液、市販まつげ美容液…、これらの違いをご存知ですか?実は、それぞれに大きな特徴があります。
①薬事法による分類の違い
一般的なまつげ育毛剤もしくはまつげ美容液は、薬事法により「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のいずれかに分類されています。
医薬品は、もともとまつげ貧毛症などを治療する”医療目的”で開発されたもので、まつげ育毛剤がそれにあたります。入手するには医師の処方が必要で、まつげの育毛が期待できます。
一方、市販のまつげ美容液が分類されるのは、医薬部外品と化粧品です。医薬部外品は、”防止や衛生”を目的に開発された製品で、治療が主な目的の医薬品とは異なります。厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分がある一定の濃度で配合されていますが、医薬品よりは作用が緩やかです。
化粧品は、”清潔にする、美しくする、健やかに保つ”といった目的で使われる製品です。医薬部外品より、さらに効果が緩やかです。
②配合成分の違い
医薬品・医薬部外品・化粧品は、配合成分も異なります。市販のまつげ美容液は、育毛成分ではなくトリートメント成分が中心に配合されているものがほとんどです。
一方で、医薬品のまつげ育毛剤には「ビマトプロスト」など育毛効果が認められた成分が配合されています。
③価格
一般的には、市販のまつげ美容液が最もお手頃格です。サロン専売品の美容液は1万円以上するものもザラにありますが、市販品は1,000円未満の製品が多くあります。
④購入できる場所
医薬品のまつげ育毛剤は、医師の処方のもと、病院やクリニックで入手できます。サロン専売のまつげ美容液は、美容院やまつげエクステサロン、通販などで購入できます。
そして、一般的な市販のまつげ美容液は、ドラッグストアやバラエティショップなどで買える、最も身近な製品です。
市販品のメリット&デメリット
市販のまつげ美容液のメリットは、何といっても”安い””入手しやすい”こと。試してみたくなったら、すぐに買って使えます。
一方、サロン専売品などと比較したときのデメリットもあります。
市販品には、育毛効果が確実な成分は配合されておらず、トリートメント成分中心のものが大半です。明確に、今よりまつげを増やしたい、伸ばしたいと思っている人にとっては、市販品では十分に効果を感じられないことがあります。
また、マツエクサロンなどで販売されているまつげ美容液は、マツエクしながら使えるのが前提ですが、市販品は必ずしもそうではありません。中にはマツエクのグルーに悪い影響を与えるものや、ブラシの形状によってはエクステが引っ掛かりやすいものも。

こんな人は市販品がおすすめ
では、市販のまつげ美容系が適しているのはどんな人でしょうか?
・育毛効果というより、自分のまつげを健康的に保ちたい人
・副作用が心配な人
・買いやすさを求めている人(近くにサロンなどがない、購入価格を抑えたい)
・とりあえず気軽に試してみたい

市販のまつげ美容液に入っている効果的な成分
市販のまつげ美容液に配合されている効果的な成分を一部ご紹介します。成分表示を確認して、美容液を選んでみてくださいね。
・オタネニンジン根エキス…血行・新陳代謝促進作用などを期待できる
・加水分解シルク…ハリ・コシ・ツヤを与える
・ケラチン…タンパク質の一種であり、傷んだまつげを補修できる
・グリセリン…保湿化粧品に配合されていることの多い成分
・コラーゲン…保湿効果がある
・ヒアルロン酸…保湿効果がある
・ナツメ果実エキス…まつげの成長速度を高める効果がある
・フラーレン…高い抗酸化作用があるとされる
市販まつげ美容液は形状も大切
まつげ美容液は製品によって塗る部分の形状が異なり、それが使いやすさを分けます。成分と共に、製品選びの重要なポイントになります。
マスカラタイプ

マスカラブラシのようなブラシです。マスカラと同じような感覚で使えるので、初心者やマスカラを使い慣れている方におすすめ。ただし、エクステにひっかかりやすい形のものがあるので、選ぶ際は注意して。
チップタイプ

美容液がしっかりと染みこんだチップ型のブラシで塗布します。まつげの根元に塗りやすく、マツエクにひっかかりにくいのが長所です。
筆タイプ

細い筆で美容液を塗布するタイプ。まつげの生え際にも塗りやすく、目尻など細かい部分もピンポイントでケアできます。
クリームタイプ

クリーム状の美容液を指でとり、まつげに直接塗るタイプ。自分で調整しやすく、初心者でも使いやすい製品です。
市販まつげ美容液 厳選8品!
【1,000円未満】編
ラッシュケアエッセンス/キャンメイク

プチプラですが、センブリエキス・オタネニンジン根エキス・加水分解コラーゲンなど補修成分を豊富に配合。毎日朝晩使うことで、まつげにハリとツヤを与えます。まつげ美容液初心者も使いやすい製品です。
ラッシュケアエッセンス/キャンメイク/4.2g/580円(税別)
ラッシュジェリードロップEX/マジョリカマジョルカ

目元のカーブにフィットする特殊形状のチップが好評のアイテムです。マジョリカマジョルカらしいキュートなボトルデザインもGOOD!
1,000円以下のプチプラコスメなのに、まつげ養生成分のナツメ果実エキスや毛髪補修成分のアルギニンなど、本格的な成分が配合されています。
ラッシュジェリードロップEX/マジョリカマジョルカ/5.3g/950円(税別)
【1,000円台】編
DHCアイラッシュトニック/DHC

シリーズ累計1,400万本以上売れたヒット商品で、センブリエキスやプラセンタエキスなど、トリートメント成分が豊富に配合されています。プチプラなのにコストパフォーマンスの高いヒット商品です。
まつげに優しい弱酸性で、塗りやすいマスカラタイプのブラシなので初心者にもおすすめ。無香料・無着色・パラベンフリー・天然成分配合です。
DHCアイラッシュトニック/DHC/6.5g/1,200円(税別)
スカルプD ボーテピュアフリーアイラッシュセラム/アンファー

育毛剤で有名なアンファーが手掛けたまつげ美容液。まつげにハリとコシを与える成分のオタネニンジン根エキス、グリセリン、パンテノールなどが配合されています。使い続けることで、美しいまつげを維持できます。
スカルプD ボーテピュアフリーアイラッシュセラム/アンファー/6ml/1,730円(税込)
THEまつげ美容液/フローフシ

使いやすいチューブ入りクリームタイプのまつげ美容液。指でまぶたやまつげに塗るだけだから、とても簡単です。
アルコール・パラベン・界面活性剤など、刺激の強い10成分が入っていない”10フリー処方”。敏感肌の人も使いやすく、健康なまつげを育てる土台となるまぶたからケアできます。眉毛ケアに使えるのも嬉しいポイント!
マツエク プロテクトセラム/アヴァンセ

マツエク用美容液。エクステを傷めず整えやすい「セパレートアーチ型ブラシ」を採用しているので、ケアしやすいのが特徴です。
ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン、シルクエキスなど、まつげにツヤとハリを与える成分入り。無香料・無着色・オイルフリー・速乾性で、安心して使えます。
マツエク プロテクトセラム/アヴァンセ/6ml/1,500円(税別)
【2,000~3,000円台】編
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアム/アンファー

オタネニンジン根エキスやオリゴペプチド‐20など、まつげケア成分が同製品従来品の2倍配合されているのが特徴。成分をしっかり塗布できる、チップタイプのまつげ美容液です。
1日1回の使用でOKなのも、忙しい女性にはうれしいポイント。マツエク・まつパ対応で、使い勝手もよい製品です。
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアム/アンファー/4ml/3,460円(税込)
アデノバイタル アイラッシュセラム/資生堂

使いやすい斜めカットのチップがポイントのまつげ美容液。配合成分も、まつげ養成成分のナツメ果実エキス・保湿成分のグリセリンなどばっちり。価格と品質のバランスがとれたアイテムです。
アデノバイタル アイラッシュセラム/資生堂/6g/2,484円(税込)
市販まつげ美容液の効果的な使い方
まつげ美容液は正しく使うと効果が表れやすいアイテムです。基本的な使い方は以下のとおりです。
①毎日使い続けること(ただし、メーカーの推奨する方法で行う)
②洗顔後の清潔なまつげに使うこと
③まつげの根元から塗布すること(ただし、製品により異なる)

市販のまつげ美容液で手軽に美まつげ!
ドラッグストアなどで手に入る市販のまつげ美容液は、1,000円未満から購入できる手軽なケアアイテムです。初めてまつげケアをする人は、まずは市販品で試すのがよいでしょう。
価格は全体的にお手頃ですが、配合成分などは各社こだわっています。この記事でご紹介した選び方を参考に、ぜひ、あなたに合った1本を見つけてくださいね!

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