20代のまつげは、本来ならイキイキとしていて太く長い健康な状態の毛が生えそろっているはず。しかし、最近はマツエクやまつげパーマ、ビューラー、マスカラなどの影響で、まつげにダメージを受けている人が多いようです。
「若いから…」と思いがちですが、まつげケアは早いうちから継続的にしておいた方が、年を重ねても美しいまつげをキープできますよ。そこでおすすめななのが、まつげ美容液によるケアです。
今回は、まつげケアのポイントや20代におすすめのまつげ美容液についてご紹介します!
目次
20代のまつげの悩みは?
20代の人は、どんな”まつげの悩み”を抱えているでしょうか?
・地まつげのボリュームが欲しい
・マツエクやまつげパーマなどのダメージが深刻
・まつげをケアしない
以下で、ひとつひとつの悩みを見ていきましょう。
地まつげのボリュームが欲しい
すっぴんでもフサフサで濃いまつげ…、は女性の憧れですよね。一方で、若くてもまつげが短い・細い・少ないという悩みを抱えている人はたくさんいます。
マツエクやマスカラ、ビューラーなどを日常的に使用していると、まつげに負担がかかって抜けることが多く、結果的にボリュームダウンしてしまうのです。
マツエクなどのダメージが深刻
マツエクやまつげパーマを続けていると、地まつげそのものが傷みます。まつげが切れたりチリチリになったりしてしまうのです。
地まつげの傷みがひどいと、マツエクやまつげパーマ自体もできなくなります。
まつげをケアしない
あなたはまつげをケアしていますか?肌や髪はケアしても、まつげをしっかりケアするという人は多くないかもしれません。忙しい毎日だと、なおさらですよね。
でも、肌や髪と同じように、まつげを美しくしたいなら実はケアが必要。まつげの成長などに効果的な成分を与えるのが大切なのです。

まつげ美容液の基本
まずは、まつげ美容液の基本を知りましょう。正しく使えば”美まつげ”に近づけますよ。
まつげ美容液とは
まつげ美容液は、まつげの成長や状態を改善する成分を配合したアイテムです。まつげのコシやハリをアップさせ、伸ばすなどの効果を期待できます。
製品は多彩にあるので、成分や使い方などをチェックして自分に合ったものを選びましょう。
まつ毛美容液のタイプを知ろう
成分と併せて知っておきたいのが、まつげ美容液の形状です。形によって使い勝手が異なるので、どのように使いたいかを考えて選ぶのがポイント!
マスカラタイプ
マスカラと同じ形状のブラシタイプです。マスカラのように、まつげの根元から毛先までしっかりと美容液を塗布できます。ただし、エクステに引っ掛かりやすいので、マツエクをしている人には使いづらいかも。
チップタイプ
リップグロスについているようなチップで美容液を塗布します。美容液をまつげにしっかりと染みこませられ、根元にも塗りやすいのが特徴。チップが柔らかいため、マツエクにひっかかりにくいという利点もあります。デメリットは、美容液をつけすぎると目に入る可能性があること。美容液の量は調節しましょう。
筆タイプ
細い筆で、塗りたい部分にピンポイントでつけられます。目頭・目尻・下まつげなど、細かい部分に塗布しやすいタイプです。また、まつげの生え際にも塗りやすく、成分をしっかり染み込ませられます。一方で、慣れないうちは少し使いづらさを感じることも。
クリームタイプ
クリーム状の美容液を指でとって、まつげやまぶたに直接塗布。まつげだけでなく、目の周りの皮膚のケアもできるのがポイントです。まつげが生える土台からしっかりケアできるタイプです。使い方が簡単なので、まつげ美容液初心者におすすめです。
入手方法でもまつげ美容液は違う!

クリニック処方品
クリニックや病院などで取り扱われ、医薬品に分類されるものを「まつげ育毛剤」といいます。ドラッグストアなどの市販品と異なり、病院などで医師の処方が必要です。
薬品なので、まつげの太さや長さを改善する高い効果は期待できますが、ときに副作用もあります。また、価格帯も高く、入手しづらいのが一般的です。
サロン専売品
美容室やマツエクサロンでしか手に入らないまつげ美容液です。ドラッグストアなどの市販品より本格的な成分が多く入っています。また、サロンで取り扱っているので、選び方や使い方などをプロから聞いて購入できる点も安心ですね。
さらに、マツエクに対応している製品が多いのもポイントが高いでしょう。市販品と比べて価格は高めです。
市販タイプ
ドラッグストアや通販などで気軽に購入できる、最も身近なまつげ美容液。比較的プチプラで買いやすいのも魅力的です。また、製品のバリエーションも豊かなので、自分に合ったものを見つけやすいですよ。
医薬品とは異なり、育毛効果は確実には期待できません。今あるまつげをきれいにする”トリートメント効果”や、新しいまつげが生えてくる土台を整えたい人におすすめです。
20代のまつげ美容液の選び方
まつげ美容液は多種多彩。ここでは、20代の人におすすめの製品選びのポイントをご紹介しましょう。
配合成分を知る!
最も注目したいのは、まつげ美容液に含まれる成分。期待できる効果ごとに見てみましょう。
育毛効果のあるタイプ
まつげをボリュームアップしたいなら、育毛成分入りの製品が理想的。ナツメ果実エキスやフラーレンなど、まつげの成長速度を高める成分が入っているものがおすすめ。
まつげ補修効果のあるタイプ
まつげが切れやすい、抜けやすいという人は、補修効果のあるものを。今あるまつげを補修し、きれいに伸ばす成分として、加水分解シルクやパンテノール、ケラチンなど、トリートメント成分が配合されている美容液がおすすめです。
また、何回もマツエクを繰り返したまつげや、毎日ビューラーやマスカラでまつげにダメージを受けている人は、血行を促進して新陳代謝を高めてくれる成分入りのものを。オタネニンジン根エキス、ビオチン、イチョウ葉エキス、酢酸トコフェロールが代表的な成分です。
使いやすさを知る!
配合成分だけでなく、以下の点もチェックしてからまつげ美容液を選ぶと失敗がありません。
・使い続けられる価格かどうか
・入手のしやすさ
・チップの形状が使いやすいか
・1日の使用回数
使うときの注意点は?
成分によっては副作用も
まつげ育毛剤やまつげ美容液の成分のなかには、まぶたへの色素沈着・かゆみ・充血など副作用が見られるものがあります。特に、医薬品は成分が強いため、注意が必要です。
また、比較的副作用が少ないといわれているまつげ美容液でも、肌荒れを起こす可能性が。肌が弱い、妊娠している、体調がすぐれないといった状態の人は、慎重に選びましょう。アルコール・パラベン(防腐剤)・シリコン・合成香料・界面活性剤・合成着色料など、刺激を与える可能性がある成分が入っていない製品を選ぶと安心です。
エクステ対応製品もあり
マツエクをしている人は、対応している製品を選んで。配合成分によっては、エクステのグルーがはがれやすくなるからです。
マツエクサロンなどでは、専用まつげ美容液を取り扱っています。
過剰な期待はしない
まつげ美容液は万能ではありません。特に、効能が穏やかな市販のまつげ美容液は、予想に反して効果が出づらい場合も…。
メーカーが指定する使用方法を守りながら使いつつ、「まつげを伸ばす」というより「まつげをきれいにする」という気持ちで使う方が、ストレスもたまりませんよ。
20代におすすめのまつげ美容液
スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム プレミアム/アンファー
4ml/3,460円(税込)

オタネニンジン根エキスやオリゴペプチド‐20など、まつげケア成分が従来品の2倍配合されているのが特徴。成分をしっかり塗布できる、チップタイプのまつげ美容液です。
1日1回の使用でOKなのも、忙しい女性にはうれしいポイント。マツエク・まつパ対応で、使い勝手もよい製品です。
ラッシュジェリードロップEX/マジョリカマジョルカ
5.3g/950円(税別)

目元のカーブにフィットする特殊形状のチップが好評のアイテムです。マジョリカマジョルカらしいキュートなボトルデザインもGOOD!
1,000円以下のプチプラコスメなのに、まつげ養生成分のナツメ果実エキスなど、本格的な成分が配合されています。
リバイタラッシュ アドバンス/リバイタラッシュ
2ml/13,200円(税込)

「リバイタラッシュ」独自開発の”バイオぺプチン コンプレックス(まつげを整える成分)”が配合されており、日本の薬事法に適合する成分のみで特別改良されているまつげ美容液。
そのほかにも、センブリエキス、オタネニンジン根エキスなどが配合されています。1日1回の使用でOKなので、使い続けやすいのが魅力的。
エマーキット/水橋保寿堂製薬
2ml/5,940円(税込)

ヒアルロン酸・イチョウ葉エキス・ペプチド・ビオチンなど、保湿成分が豊富に配合されています。保湿成分などが配合された美容液が、根元からまつげのハリツヤアップにアプローチ!マツエクをしていても使えるまつげ美容液です(全マツエクOKではないため、最初は少量ずつの使用がベスト)。
ラッシュケアエッセンス/キャンメイク
4.2g/580円(税別)

プチプラですが、センブリエキス・オタネニンジン根エキス・加水分解コラーゲンなど補修成分を豊富に配合。毎日朝晩使うことで、まつげにハリとツヤを与えます。まつげ美容液初心者も使いやすい製品です。
ラッシュケアエッセンス/キャンメイク/4.2g/580円(税別)
マツエク プロテクトセラム/アヴァンセ
6ml/1,500円(税別)

マツエク用美容液。エクステを傷めず整えやすい「セパレートアーチ型ブラシ」を採用しているので、ケアしやすいのが特徴です。
ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン、シルクエキスなど、まつげにツヤとハリを与える成分入り。無香料・無着色・オイルフリー・速乾性で、安心して使えます。
マツエク プロテクトセラム/アヴァンセ/6ml/1,500円(税別)
THEまつげ美容液/フローフシ
5g/1,200円(税別)
使いやすいクリームタイプのまつげ美容液。指でまぶたやまつげに塗るだけだから、とても簡単です。
アルコール・パラベン・界面活性剤など、刺激の強い10成分が入っていない”10フリー処方”。敏感肌の人も使いやすく、健康なまつげを育てる土台となるまぶたからケアできます。眉毛ケアに使えるのも嬉しいポイント!
ラッシュ レボリューション/コスメデコルテ
4.5ml/8,000円(税別)

ソウハクヒエキスやビワ葉エキスなどからつくられているオリジナル保湿成分の”グロウラッシュソウハクヒ”を配合。まつげ周りの肌にハリをもたせつつ、まつげの毛周期をサポートして健康なまつげに整えてくれます。
ラッシュ レボリューション/コスメデコルテ/4.5ml/8,000円(税別)
DHCアイラッシュトニック/DHC
6.5g/1,200円(税別)

センブリエキスやプラセンタエキスなど、トリートメント成分が豊富に配合されています。プチプラなのにコストパフォーマンスの高いヒット商品です。
まつげに優しい弱酸性で、塗りやすいマスカラタイプのブラシなので初心者にもおすすめ。無香料・無着色・パラベンフリー・天然成分配合です。
DHCアイラッシュトニック/DHC/6.5g/1,200円(税別)
アデノバイタル アイラッシュセラム/資生堂
6g/2,484円(税込)

使いやすい斜めカットのチップがポイントのまつげ美容液。配合成分も、まつげ養成成分のナツメ果実エキス・保湿成分のグリセリンなどばっちり。価格と品質のバランスがとれたアイテムです。
アデノバイタル アイラッシュセラム/資生堂/6g/2,484円(税込)
まつげ美容液の効果的な使い方
洗顔後の清潔なまつげに塗布
まつげ美容液をつける効果的なタイミングは、ずばり洗顔後。化粧や皮脂、ほこりなどの汚れを落とした清潔なまつげに塗るのがベストです。
まつげの根元からしっかり塗布
健康なまつげを育てるには、まつげの根元に成分を届けるのが大切!まつげの毛先だけでなく、根元からしっかりと美容液をつけましょう。
使用回数を守る
まつげ美容液は、メーカーが推奨する使用回数や方法を守って使わなければ、効果が得られないことも。製品パッケージの注意書きはよく確認しましょう。
20代からケアして美まつげをキープ!
「私はまだ大丈夫」と安心するなかれ!日々のメイクやマツエクなどで、まつげはダメージを受けています。20代のうちからまつげ美容液を適切に使って、まつげのケアをしっかりしておきましょう。
忙しい毎日でも続けられる、自分にぴったりのまつげ美容液を見つけて、目元の印象をアップしてくださいね!

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