まつげの理想形は、セパレートまつげ!
放射状にぱっちりとカールしたまつげのことで、どんなメイクにも合います。

しかし、なんとなく使っている方も多いのではないでしょうか。
まつげのカールが、すぐ取れてしまう…
まつげが弱ってきて、切れ毛や抜け毛が多い…
ビューラーをするときに、まぶたを挟んでしまう…

“ビューラー”について今一度見直してみませんか?
目次
正しいビューラーの使い方
まつげをきれいにカールするための最も大事なポイントは、根元、中間、毛先の順に、ビューラーをずらしながら、3段階でまつげをカールすることです。
軽くあごをあげて、まつげの根元にビューラーのフレームを当てます。まぶたを挟んでしまいそうな場合は、反対側の手で軽くまぶたを持ち上げるとよいでしょう。
根元のまつげを、ビューラーで挟んだら、軽く上げたあごを少しさげ、5秒程キープします。そうすることで、余計な力を入れることなく、まつげをカールすることができます。

根元がカールできたら、ビューラーをすべらせて、中間や毛先もカールしていきます。中間や毛先をカールするときは、肘を上げてビューラーを動かし、適度な角度で5秒間キープします。このとき手首だけを上に動かすと、余計な力が入って、まつげに負担がかかってしまいます。
横からも、まつげのカール具合をチェックしてみましょう。目じりなど、カールが足りないところは、再度同じようにビューラーを使ってカールしていきます。
下まつげのビューラーのやり方
ビューラーは上まつげだけ使う、という方も多いですが、下まつげにも使うことで、縦幅がより強調され、より目が大きく見えます。

ビューラーの向きを逆さにして、下まつげを挟みます。
このとき、反対側の手で下まぶたを下にひっぱるようにすると、まつげの根元が挟みやすいです。上まつ毛と同様に下まつげも、2~3回にわけて、根元、中央、毛先とビューラーをかけます。
手首を動かすようにして、下にまつげを下げていきます。下まつげは特に力が入りやすいですが、まつげに負担をかけないよう、軽い力で挟むように気をつけましょう。
下まつげにもビューラーをすることによって、目が一回り大きく見えますし、タレ目風になり柔かい印象になれます。
普通のビューラーでは下まつげがやりにくいという場合は、部分用のビューラーを使うと、カールしやすいです。部分用のビューラーとは、横幅が狭いビューラーのことで、小回りがきく形状になっています。

下まつげはもちろん、まつげが挟みづらい目尻や目頭にもおすすめです。
上まつげ下まつげともにしっかりとカールできたら、マスカラを使って、より印象的なまつげにしましょう。ダマになっていると、まつげがきれいに見えないですし、カールがとれる原因になるので、必ずティッシュオフをして余分なマスカラ液を落としましょう。
上まつげの根元にマスカラブラシを当て、押し上げるように3秒ほどキープしましょう。そうすることで、カールが固定されてとれにくくなります。
その後、毛先に向かって、スッとマスカラをつけましょう。 まつげのボリュームや長さが足りない場合は、中間からマスカラをすべらせて重ねます。
下まつげにマスカラを塗るときは、皮膚につきやすいので、注意しましょう。小回りが利く細めのマスカラを下まつげ用に使ってもよいでしょう。マスカラブラシの先端を使って。ちょんちょんと、縦方向にマスカラをつけていくときれいにつけられます。
自分に合うビューラーの選び方
きれいなカールができない…
まつげがしっかりと挟めない…
まぶたのお肉を挟んでしまう…

もしかすると自分のまつげに合っていないビューラーを使っていることが原因かも!?あなたに合ったビューラーを探すことが大切です!!
①横幅があっていること
②カーブがあっていること
①横幅があっていること
今使っているビューラーのフレームの幅が自分の目とあっているかを、チェックしましょう。目頭から目尻まで、すべてのまつげを根元から挟めることが理想的です。
ビューラーの幅は、メーカー毎に異なります。3.0~4.0の間で作られていることが一般的です。ちなみに日本人の目の平均的な横幅サイズは3.0㎜といわれています。
②カーブがあっていること
ビューラーのカーブが、自分の目とあっているものを選びましょう。
目が縦に大きい人やホリが深い人は、きついカーブのビューラーがおすすめです。目が切れ長の人や、まぶたが厚い人は、緩やかなカーブのビューラーがおすすめです。
目の丸みは、Rという単位が使われます。
ビューラーは18~20R程のものが一般的です。日本人の平均は20R前後といわれています。

目尻、目頭のまつげは挟めるが真ん中のまつげが挟めないという場合は、今よりも緩いカーブのビューラーを選んでみましょう。反対に、目尻、目頭のまつげが挟みづらい場合は、今よりもカーブがきついものを選んでみましょう。
デパコスのビューラーなら試せますが、ドラッグストアで売られているビューラーはお試しができないので、自分に合ったものを選ぶのは、なかなか難しいですよね。
「日本人の目にあわせた」と書かれているものや、国内メーカーが作ったビューラーは、幅やカーブを日本人の目の形に合わせて作ったもの多いのでおすすめです。
購入前にビューラーが試せる場合は、目に当ててみて、自分の目の横幅と、ビューラーのフレームの長さがあっているか確認してみましょう。
種類別おすすめビューラー

オーソドックスなタイプ
一般的に販売されているノーマルなビューラーです。力の調節がしやすいことが特徴です。
アイラッシュカーラー213/資生堂

@コスメで何年もメイク小物部門で1位を獲得しているビューラーなので、迷ったらコレ!!
何千人もの日本人女性のまぶたの形を研究して作られた絶妙なフレームなので、日本人の目にフィット。大人気なのも納得の、まさに日本人のためのビューラーです。
アイラッシュカーラー/マキアージュ

フレームの両端にある支柱が、まぶたにあたらないエッジフリーの設計です。そのため根元からしっかりとまつげをとらえることができます。一度挟むだけで、まつげ全体をしっかりととらえてくれるのが特徴です。
マキアージュ エッジフリーアイラッシュカーラー/1,080円(税込)
きつめのカーブ
アイラッシュカーラー/SUQQU

カーブが深めの独特な形状のフレームのおかげで、まぶたをぐっと押してくれるため、より目にフィットしやすいのが特徴です。上まぶたに触れている部分が眼球の丸みにそって、まぶたをぐっと押してくれるので、まぶたが厚い人におすすめです。
二重を作れるビューラーとも言われ、根強い人気を誇っています。他のビューラーと比べて、少し価格が高いですが、値段以上の価値があります。
アイラッシュカーラー/シュウ ウエムラ

いろいろなタイプの目に合うよう、幅とカーブを研究し設計されたビューラーです。きつめのカーブなので、縦幅がある目の人におすすめです。
シュウ ウエムラ エッジフリーアイラッシュカーラー/1,500円(税別)
スプリングタイプ
バネの力でカールするから、軽い力で使えるため、まつげの負担が少ないビューラーです。
スプリングパワーカーラー/エクセル

短いまつげも逃しません。39mmのきつめのカーブが特徴です。
部分用カーラー
まつげが挟みづらい目尻、目頭、中央部分にも使いやすい部分用カーラー。
「目尻だけぐっとあげたい」「目じりを下げて、タレ目風にしたい」など、まつげにアクセントをつけられます。
ミニアイラッシュカーラー215/資生堂

携帯にも便利なミニタイプ。
NO.100 アクセントカーラー/KOJI

支柱がなく、小回りがきくタイプ。
KOJI No.100 アクセントカーラー/756円(税込)
ホットビューラー
熱の力で、カールを一日中キープしてくれます。
かさばらないので、持ち運び用としても最適です。
まつげくるん ナチュラルカールEH-SE10P/Panasonic

ダブルヒーター搭載で、しっかりカールしてくれます。1~2分程で適温になり、色でお知らせしてくれるから、使いやすいです。ハートデザインがかわいく、つい持ち歩きたくなりますね。
Panasonic まつげくるん ナチュラルカールEH-SE10P/1,831円(税込)
番外編☆一重・奥二重用にピッタリ
フィットカーラー ひとえ・奥ぶたえ用/アイプチ

まぶたのお肉をぐっと持ち上げてくれるから、まつげの生え際にしっかりフィットしてくれるため、根元のカールがより簡単にできます。浅いカーブなので、日本人の目に合いやすいです。
アイプチ フィットカーラー ひとえ・奥ぶたえ用カーラー/1,620円(税込)
プッシュアップカーラー/貝印

上についている白い樹脂部分で、まぶたをぐっとひきあげてくれます。まぶたが重い人でも、きれいなカールができます。コンパクトなので、携帯用としてもおすすめです。
ビューラーのお悩み相談所
お悩み①カールがすぐとれてしまう!
まつげに水分や油分がついていると、せっかくビューラーをしても、カールがとれやすくなってしまいます。リキッドファンデーションやジェル状のアイシャドウを使ったときは特に注意しましょう。まつげの水分や油分をティッシュで拭きとってから、ビューラーをするのがオススメです。
マスカラの前に、マスカラ下地をぬってみると良いでしょう。カールを夜までしっかりキープしてくれます。

マスカラ下地、トップコート、マスカラと1本3役で使える。透明タイプと、マスカラとしても優秀なブラックタイプと2色あります。
マスカラが毛先につきすぎていると、重さでまつげが下がって、カールがとれてしまうことも。まつげ専用コームを使って、繊細でダマのないまつげに整えましょう。
お悩み②ビューラーのゴムって交換するの?
ゴムは消耗品です。毎日ビューラーを使うようなら、3カ月で交換をするのが良いでしょう。
ゴムを変えないと、カールがきれいにつかなかったり、まつげを痛めたりする原因になります。そのため、替えゴムが手に入れやすいビューラーを選ぶというのも、ビューラー選びのポイントです。
お悩み③まつげが短い
ホットビューラーのようなマスカラ感覚で使えるビューラーが使いやすいでしょう。ただし熱いので、皮膚にふれないように注意してください。
短いまつげを、長く見せるためのポイントは2つあります。
・まつげの中間をよりしっかりカールする
目の縦幅をさらに強調してくれます。
根元のカールを強調しすぎると、直角まつげになってしまい、横顔が不自然に見える原因なので、中間がポイント!
・マスカラは繊維入りを選ぶ
繊維が自まつげ以上にまつげを伸ばしてくれます。
お悩み④ビューラーって、いつ使うの?
基本的には、アイシャドウ→ビューラー→アイライン→マスカラの順にアイメイクをします。
アイシャドウはビューラーの前でも後でもよいですが、アイホール全体にアイシャドウを塗るときは、ビューラーの前の方が塗りやすいでしょう。
アイラインを先にすると、ビューラーのフレームがあたり、せっかくのラインがよれてしまう可能性がありますので、必ずビューラーの後です!
お悩み⑤ビューラーの使い過ぎでまつげが傷んでしまった…
ぎゅっと力をいれてビューラーを使うと、まつげが傷んだり、抜けたりする原因になります。力を入れなくても、まつげをしっかりカールすることはできるので、安心して軽い力で行いましょう。
またビューラーを、スプリングタイプにすると、バネの力でカールしてくれるため、よりまつげに優しいでしょう。ホットビューラーは、カールキープ力は抜群ですが、熱のせいでまつげが傷みやすいので、当てすぎないように気をつけましょう。
なりたい印象でまつげを変える

タレ目風まつげの作り方
目じりが下がっているタレ目は、優しい印象に見えます。女の子らしさを強調したいときにおすすめです。
まずは目頭や黒目の上だけ、しっかりカールしましょう。目じりのまつげは、やや外向きにビューラーをかけます。
タレ目まつげは、カールをゆるやかにするのがポイントです。目じりの根元はカールがつきすぎないように、軽くあげます。中間からはしっかりまつげの角度をつけますが、上にあげずに、外向きにあがるようにしましょう。
マスカラをした後、目じりのまつげを指ではさんで、下向きに押さえると、まつげが下向きに固定されて、よりタレ目になれます。女優の石原さとみさんのようなかわいらしいタレ目がお手本です。
パッチリまつげの作り方
お人形のような、まんまるな目にするには、根元をきつくカールさせるのがポイント。
さらに黒目の上のまつげだけ、根元・中間・毛先全て、きつくカールしましょう。より縦方向に大きなまつげになれます。
ボリュームタイプのマスカラを根元に重点的につけると、アイライン効果もあり、よりお人形のような目になれます。タレントの小倉優子さんのような、ぱっちりお目目が理想です。
ナチュラル風まつげの作り方
清潔感バツグンのナチュラルまつげは、男性ウケも良く、オフィスでも浮かないまつげです。
まつげの根元の角度をつけすぎないのがポイントです。根元は軽くビューラーをして、中間、毛先はしっかりめにカールすることで、ナチュラルなのにはっきりとした目元になれます。
このときに、直角なまつげにならないように、横顔もチェックしながら、ビューラーをしましょう。
黒マスカラよりは、透明マスカラを使用することで、よりすっぴんのようなまつげに仕上がります。がんばっているように見せたくないが、すっぴんより確実にかわいくいたい、お泊りや、休日メイクにもぴったりです。
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