エイジングケアは早く始めた者勝ち!…とはよく聞くものの、具体的にどんなアイテムを使えばいいかわからない、たくさんの化粧品があって迷ってしまう…と悩んでいませんか?
そこで今回は、エイジングケア化粧品を選ぶポイントや年代別のおすすめアイテム、日々の生活で意識すべきポイントなどをご紹介します。
そろそろエイジングケアを始めてみようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※この記事における「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことを指します。
目次
「エイジングケア」とは?

そもそも「エイジングケア」はどんなケアのことを指すかご存知ですか?
似たように思われがちな言葉に「アンチエイジング」もありますが、これとは全く似て非なるもの。
一般的に、「アンチエイジング」は年齢にあらがうことを指すのに対し、「エイジングケア」は年齢に応じたケアを指します。
加齢は誰にでも訪れますが、それを受け入れたうえで適切なお手入れを行うことが「エイジングケア」なのです。
エイジングケア化粧品を選ぶポイント
はじめに、エイジングケア化粧品を選ぶときに意識すべき簡単なポイントをご紹介します。
とにかく保湿が第一!

エイジングケアだけに限らず、あらゆる肌悩みの対策として重要なのが保湿。エイジングケアを意識する方なら特に軽視は禁物です!
肌の保湿不足は、乾燥小じわや肌荒れ、毛穴目立ちやメイク乗りの悪さなど、さまざまな肌悩みにつながります。また、乾燥した状態のまま放置してしまうと、化粧品では改善できないしわやたるみを加速させてしまうことも。
可能であれば、購入前には実際に充実感のある使い心地かどうかをテスターやサンプルで確かめましょう。また、成分などを確認してみるのもひとつの手段です。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・アミノ酸
・グリセリン
・スクワラン など
保湿に加えてエイジングケア成分もチェック

上記でお伝えした保湿の観点に加えて、エイジングケア成分(整肌成分)もチェックするのがおすすめです。
以下はあくまでも一例で、これ以外にブランド独自の成分などを配合している製品も多くあります。製品ごとの説明なども参考にしながら、納得できるものを選びましょう。
・コエンザイムQ10
・レチノール
・コラーゲン
・ビタミンC誘導体
・フラーレン
・アスタキサンチン
など
続けやすさも重要

エイジングケアだけでなくスキンケア全般に言えることですが、化粧品でのお手入れは毎日継続して行うもの。
日々のこつこつした努力が何よりも大切なので、ご自分にとって続けやすいアイテムを選ぶのも大切です。
お手入れが楽しみになる使用感や香り、無理のない価格など、適切な使用方法できちんと続けられるかどうかも意識してみましょう。
【20代~30代前半】おすすめのエイジングケア化粧品
それではここから、おすすめのエイジングケア化粧品を年代別にご紹介しています。
まずご紹介するのは、20代~30代前半のプレエイジングケア世代へのおすすめ。べたつきにくいアイテムや、スキンケアの基本である化粧水を多めにピックアップしました。
バランシング バブル
エリクシール ルフレ/165g/1,800円(税別)

触れた瞬間、ジェルがもこもこの泡に変化する洗顔料。毛穴に詰まった汚れまですっきり洗えるので、その後のスキンケアのなじみがよくなります。スキンケアの基本である「洗うケア」からエイジングケアを始められるアイテムです。
エクラフチュール d
アルビオン/40ml/10,000円(税別)

うるおいを与えることで乾燥を防ぎ、肌をすこやかに保つ導入美容液。コンディションのよい、しなやかで美しい素肌に整えます。肌が揺らぎやすいアラサー世代の肌にも頼もしい1本です。
オルビスユー ローション
オルビス/180ml/2,700円(税別)

リニューアルしたオルビスユーの化粧水は、一度使ったら病みつきになりそうな「とろぱしゃ」感触が特徴。とろみのあるローションが肌に乗せた瞬間にはじけ、みずみずしさが角質層まで染みわたります。重たい使用感は苦手だけどエイジングケアには力を入れたい、という方におすすめです。
エイジングケア化粧水
無印良品/200ml/1,380円(税別)

根強い人気を誇る無印良品からも、エイジングケアに特化したシリーズが発売されています。岩手県釜石の天然水をベースに、ざくろ・木苺・ローズなど、10種の植物由来美容成分を配合。手ごろな値段で、エイジングケアデビューにもおすすめの1本です。
ベースケア エッセンス〈土台美容液〉
SOFINA iP/90g/5,000円(税別)編集部調べ

洗顔後、スキンケアのいちばんはじめに使う「土台美容液」。マイクロサイズの炭酸泡をマッサージするようになじませれば、きめ細かくなめらかな肌を実感できます。普段のスキンケアにプラスするだけでいいのも魅力的!
Red B.A ボリュームモイスチャーローション
POLA/120ml/9,000円(税別)

POLAのプレエイジングケアブランド、Red B.Aの化粧水です。とろみのあるジュレが、肌になじませるとさっと伸び広がる「バウンスジュレ」を採用。べたつきとは無縁のみずみずしい使用感で、うるおいとハリに満ちた肌をサポートします。
POLA Red B.A ボリュームモイスチャーローションの詳細
ターゲットエフェクト S
イプサ/30g/9,000円(税別)

毛穴やハリのなさを感じ始めた方におすすめしたいイプサのクリームです。酵素(SOD)に着目した独自の成分「SODトリプルリチャージャー」を配合。肌に必要なうるおいを補い、引き締まった印象の肌に導きます。
【30代後半~40代前半】おすすめのエイジングケア化粧品
続いて、エイジングケアに力を入れる方も増えてくるであろうアラフォー世代へおすすめしたいアイテムをご紹介します。
フェイシャル トリートメント エッセンス
SK-Ⅱ/160ml/17,000円(税別)

SK-Ⅱを代表する、言わずと知れた名品化粧水。特別な酵母の発酵過程で生み出される独自成分「ピテラ™」を90%以上含んでいます。揺らぎやすい肌もすこやかに整え、使うほどにクリアな印象に。
ジェニフィック アドバンスト
ランコム/50ml/13,500円(税別)

数々のベストコスメを受賞し続ける、ランコムのエイジングケア美容液。酵素由来の整肌成分(ビフィズス菌発酵エキス・酵母エキス)が、肌本来の美しさを引き出します。角質層へ溶け込むような浸透の良さも人気の秘密。
リフト セラム(医薬部外品)
KANEBO/50ml/20,000円(税別)

年齢によって変化する肌悩みに着目し、さまざまな肌状態にアプローチできるKANEBOのエイジングケア美容液。
見た目印象を大きく左右するフェイスラインの肌も引き締め、凛とした印象に導きます。
ザ ローション
エスト/140ml/6,000円(税別)

角質層内に水分を束縛するように抱え込むことで、うるおいのある明るい肌へと導く「貯水」化粧水。砂漠の塩湖で発見された生物が生み出す成分「エクトイン」が持つ保湿力に着目しています。
ジェリー アクアリスタ
アスタリフト/60g/12,000円(税別)

発売当初、「肌が食べるジェリー」というキャッチフレーズでも話題になったアスタリフトの導入美容液。アスタキサンチンやリコピンなどの「赤」を想起させる成分のほか、Wヒト型ナノセラミドやコラーゲンなど豊富なうるおい成分を配合しています。
リフトグロウ ローション
ルシェリ/160mL/2,700円(税別)

季節や体調の変化などに敏感な肌にもじんわりとなじみ、きめをふっくらと整える化粧水。コーセー独自のテクノロジー「イオン化カプセル」を採用しているため、うるおいと美容成分を角質層の奥まで効率的に届けることができます。
アプソリュ プレシャスセル ローズ ローション
ランコム/150ml/14,500円(税別)

とろみはありながらもフレッシュなテクスチャーが、心地よく肌を包み込むランコムの化粧水。肌をやわらげ、しなやかなハリ感をもたらします。ローズの花びら入りのボトルは、お手入れのモチベーションも上がりそう。
ランコム アプソリュ プレシャスセル ローズ ローションの詳細
【40代後半~】おすすめのエイジングケア化粧品
最後に、40代後半以降の大人世代におすすめしたいエイジングケア化粧品をご紹介します。どれもブランドのこだわりが感じられる実力派のアイテムばかり!ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
ビューティホイップソープ
エビータ/150g/1,400円(税別)

カネボウのエイジングケアシリーズ、エビータの泡洗顔料。ボタンをプッシュすれば、バラの形をした泡がお目見え。忙しい毎日でも癒しをくれそうな工夫にうれしくなる洗顔料です。
プラチナム オールインワン ジェル
エルシア/100g/1,500円(税別)編集部調べ

化粧水・乳液・美容液・クリーム・パック、5つの効果がひとつに凝縮されたオールインワンジェル。なめらかなジェルがクリーム状に変化し、うるおいの膜で肌をもっちりと包み込みます。乾燥やハリのなさが気になりがちな方の時短ケアにおすすめ。
リンクルショット メディカル セラム(医薬部外品)
POLA/20g/13,500円(税別)

「シワを改善する」という効能効果を取得したことで大きな話題を呼んだ、POLAの薬用アイクリームです。深いシワの原因は真皮成分(コラーゲンなど)の過剰な分解であるということに着目。独自の有効成分「ニールワン」がこれを抑制することで、シワ悩みにアプローチすることができます。
POLA リンクルショット メディカル セラム(医薬部外品)の詳細
アベイユ ロイヤル クリーム
ゲラン/50ml/17,700円(税別)

アベイユ(=ミツバチ)と名がつくシリーズ名通り、ハチミツの恵みを感じられるぜいたくな日中用クリーム。ハチミツとロイヤルゼリーによる複合整肌成分「新ピュア ロイヤル コンセントレート」を配合。使うほどに肌をなめらかに引き締め、生き生きとした輝きをもたらします。
タイムリフレッシャーt
トワニー/60ml/5,000円(税別)

1本でうるおいケア・マッサージ・パックの3役をこなす、トワニーの中でも高い人気を誇る導入美容液。スキンケアの初めに使うことで、その後に使用するアイテムの肌なじみも高めます。とろみのあるテクスチャーを活かし、マッサージしながらなじませてそのままパックするのがおすすめです。
アンフィネス ダーマ パンプ ミルク
アルビオン/200g/7,000円(税別)

アルビオンの数あるラインの中でも、引き締まったハリ肌を目指すエイジングケアシリーズ「アンフィネス」。角質層のすみずみまで溶け込むようになじみ、肌をリッチなうるおいで満たします。充実感のある濃厚なテクスチャーで、心まで豊かになりそう。
B.A ローション
POLA/120ml/20,000円(税別)

POLA最高峰のスキンケアシリーズ、B.Aのエイジングケア化粧水です。ややとろみのあるテクスチャーは、肌へ伸ばすと角質層の奥まですっと浸透。角質層の内側からふっくらと満たされたような、ボリューム感のある肌を実感できます。リュクスな気分を高めるフローラルウッディの香り。
エイジングケア化粧品の効果的な使い方
せっかくお気に入りの化粧品を見つけたら、その効果を存分に実感したいもの。エイジングケアを意識するならぜひ見直したい、使い方の簡単なポイントをお伝えします。
毎日行うスキンケアは、知らず知らずのうちになんとなく済ませてしまいがち。おさらいの意味も兼ねて、ぜひあらためて確認していきましょう。
適切な量を使う

一般的に化粧品の効果効能というものは、メーカーが推奨する量をきちんと使ったときに得られるものです。もったいないからと通常よりも少ない量を使い続けることは、そのぶん効果実感のスピードを遅らせてしまう原因もなりかねません。
まずはメーカーやブランドが推奨する使用量を基本としましょう。指定の量を目安に使い始め、自分にとってちょうどよい量になるよう調節してくのがおすすめです。
特に指定がないという場合は、以下を目安にしてみてください。
化粧水:500円玉大
美容液:ポンプタイプであれば2プッシュ程度
乳液:10円玉大
クリーム:パール粒大
摩擦に気を付ける

スキンケアやメイクの際、肌に強い刺激を与えていませんか?
肌に触れるときは、いつでも「撫でるように」やさしくすることを大切にしましょう。
肌は想像以上にデリケート。少しの摩擦でも刺激となり、乾燥やバリア機能の低下を招くと言われています。
例えば洗顔料はたっぷり泡立て、肌の上で泡を転がすようなイメージで顔を洗います。
化粧水を強い力でパッティングするのもNG。やさしくなじませていき、最後にはハンドプレスで仕上げましょう。
なじませるときは下から上へ

エイジングケアに力を入れたいとお考えの方にぜひおすすめしたいのが、スキンケアアイテムを「下から上へ向かってつける」ことです。
即効でリフトアップさせるのは難しいのが事実ですが、簡単なマッサージ効果が期待できます。また肌の毛穴は下を向いているため、下から上に向かってなじませることで引き締まったハリ感を実感しやすくなるのです。
ただし先の項目でお伝えしたとおり、摩擦には十分気を付けましょう。撫でるような力加減でも、毎日の積み重ねが将来の肌に差をつけます!
こんな些細なことで?と思うようなポイントですが、ぜひ今日から試してみてくださいね。
日常生活でのエイジングケア対策
さらに効率的にエイジングケアしたい方は、化粧品の使用と合わせて日常生活でも対策するのがおすすめです。
最後に、日常生活に取り入れたいエイジングケアのための対策方法をご紹介しますので、ぜひできるこことから始めてみてください。
紫外線対策を徹底する

シミやそばかすにつながるイメージが先行しがちな紫外線。実は、肌の老化を早めてしまう大きな原因にもなることをご存じでしょうか?
紫外線は、季節や天候に関わらず地上に降り注いでいます。肌老化のスピードを早めないためにも、年間を通した紫外線対策を意識しましょう。
日焼け止めの使用はもちろん、サングラスや帽子、日傘などのアイテムを上手に活用するのもおすすめです。日焼け止めの使用量が少なくないかどうかも振り返っておきましょう。
健康的な生活習慣

美しい肌は、健康的な体があってこそ。エイジングケアを意識する前に、まず健康的な生活習慣を送るようにしましょう。
睡眠は時間がただ長ければいいというわけでなく、質のよさも重要です。就寝前には部屋の明かりを徐々に暗くする、ブルーライトをなるべく避ける、ゆったりした寝間着を着用するなど、心地よく眠りにつくための工夫を取り入れてみてください。
そして、栄養バランスの取れた食事も大切です。まずは現在の食生活を振り返り、栄養が偏っていないかチェックしてみましょう。たんぱく質や食物繊維、鉄分などは現代女性に不足しやすいと言われていますので、特に気を付けることをおすすめします。
また、適度に運動するのも大切です。運動が苦手という方も、移動の際はなるべく階段を使うなど、できることから始めてみましょう。
まとめ
エイジングケアに適した化粧品を選ぶポイントや年代別のおすすめアイテム、日ごろから意識したい習慣などをご紹介してきました。気になる化粧品や新たな発見は見つかりましたか?
エイジングケアは思い立ったその日から始めるが吉!
化粧品を使うのはもちろん、日常生活のちょっとした瞬間でもぜひエイジングケアを意識してみてくださいね。
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