メイクに欠かせないパフやスポンジ、ブラシなどのメイクツールですが、毎日使っているとだんだん汚れが気になってくるもの。しかし、どれくらいの頻度でどのように洗い、どう保管すればいいかわからないとお困りではないでしょうか?
そこで今回は、アイテム別のお手入れ方法をご紹介。洗い方・ケアの頻度・保管方法までお伝えします!

目次
1.メイクツールをきれいに保つ重要性
ブラシやパフ・スポンジなど、毎日肌に触れるメイクツール。いけないとわかっていても、汚れたままにしていませんか?
確かに若干手間に感じるかもしれませんが、メイクツールをきれいに保つことで得られるメリットはたくさん!あらためておさらいしておきましょう。
- ◆メイクのりがよくなる
汚れたままのブラシやスポンジには、いろんなメイクアイテムの粒子や粉末が付着しています。汚れたツールで新たにファンデーションやアイシャドウなどを取ってしまうと、ダマやムラづきの原因に。しっかりお手入れしておけば、適切な量で均一に仕上げることができます。
- ◆肌荒れ防止になる
メイクのたびに、ブラシやスポンジには肌の汗・皮脂・ほこりなどが蓄積していきます。汗や皮脂などは時間が経つと酸化し、肌荒れの原因になることも…!メイクのりの良い美肌を叶えるためにも、ツールを清潔に保つのはマストです。
- ◆メイクアイテムの劣化を防げる
アイシャドウやプレストパウダー、パウダーファンデーションなど、固形タイプ・粉状のメイクアイテムの表面が固まってしまったことはありませんか?あの状態は、ブラシやパフに付着した皮脂等の酸化が原因となっている可能性も。常に清潔なツールを使っていれば、大切なコスメの劣化も防ぐことができますよ。
2.スポンジ・パフのお手入れ方法
さきの章を読んで、ブラシやパフを今すぐ洗いたくなった方も多いのでは?まずは、特に使う方も多いスポンジやパフのケア方法をお伝えします。
スポンジ・パフのお手入れ頻度
スポンジもパフも、基本的には汚れが全面についたら水洗いしたいもの。しかし毎日というのは現実的ではないため、できれば週に一度は洗えるとよいでしょう。週末の習慣にしてしまえば楽ですよ。
特にファンデーション用のスポンジは、片面半分で1回分とすると、4枚までしか清潔な面で使えないことになります。1週間で、最低でも2枚を使うのが理想的でしょう。
粒子が細かいフェイスパウダー用のパフは、ファンデーション用のスポンジに比べると汚れが目立ちません。しかしやはり、きれいな面が見えなくなったらお手入れしたいところ。上記を踏まえると、やはりパフもスポンジも、お手入れ頻度は週に1回が現実的ですね。
スポンジ・パフの洗い方
では、スポンジ・パフを実際に洗う方法を見ていきましょう。いくつかの方法がありますが、今回は専用クリーナー(洗剤)で洗う方法と、固形石けんで洗う方法をご紹介します。
◆スポンジ・パフ用クリーナーで洗う
専用クリーナーはメイク汚れに特化しているため、簡単・きれいに洗うことができます。使い方は商品によりますが、まず乾いたままのパフやスポンジへ直接クリーナーをつけるパターンが大半です。
その後、クリーナーをなじませるようにパフやスポンジを軽く揉み込みます。
しっかりなじんだら、ファンデーションやパウダーをやさしく押し出すようなイメージで洗います。汚れが出なくなるまで、ぬるま湯でよくすすいだら完了です!
◆固形石けんで洗う
スポンジやパフは、洗濯用の固形石けんで洗うこともできます。自宅に洗濯用石けんがある方は、一度試してみてもよいでしょう。
専用洗剤とは違い、まずはスポンジ・パフをぬるま湯でよく濡らします。きちんと濡らしたら、石けんをつけて揉みこむようにして洗いしょう。指先で汚れを押し出すようにすると◎。
すすぎも専用クリーナーのときと同じように、汚れが出てこなくなるまで行います。ただし液体洗剤に比べて石けんかすが残りやすいので、とくに念入りにしましょう。水ではなくぬるま湯で行うのも、落としやすくするためのポイントです。
◆スポンジ・パフを洗うときの注意
いずれの洗い方でも力の入れすぎはご法度。スポンジもパフも形が変わってしまったり、質感が損なわれる恐れがあります。また、すでに何度か洗っているとだんだんと型崩れしてくるもの。ある程度消耗品として考え、状態を見て思い切って買い替えるのも大切ですよ。
◆スポンジ・パフの乾かし方
洗った後、しっかり水気をオフしたら乾かします。スポンジは2つを向かい合わせるようにして、立てて乾かすのがおすすめです。
パフの場合は、手を入れるバンドの部分を洗濯用のピンチなどで挟み、風通しの良いところに干してもOKです。
スポンジ・パフの保管方法
基本的には、そのファンデーション・フェイスパウダーのケースにしまえば問題ありません。リキッドファンデーションなどスポンジをしまうスペースがない場合は、密閉できるケースなどにしまっておくのがおすすめです。
しかしスポンジやパフをきれいにしても、しまう場所が汚くては台無し。ケースも同時にきれいにしておきましょう。
3.メイクブラシのお手入れ方法
続いては、メイクの仕上がりを左右するブラシのお手入れ方法をご紹介します。
メイクブラシのお手入れ頻度
素材にもよりますが、ブラシはあまり洗いすぎると質が落ちる恐れがあるため、水洗いは必要最低限に留めましょう。とくに天然毛は要注意。タクロンなどの人工毛はある程度の耐性があるものの、やはりブラシの広がりや毛の抜けにはつながります。汚れやにおいが気になったとき、不定期で洗うのがよいでしょう。
メイクブラシのデイリーケア
頻繁に水洗いする必要をなくすためには、デイリーケアで汚れをため込まないようにするのが大切。
使用後は、清潔なティッシュなどでさっとぬぐって保管しましょう。汚れも「ちりつも」なので、このひと手間を加えるだけで後のお手入れが楽になりますよ。
メイクブラシの洗い方
汚れやにおいが気になってきたら、集中ケアするタイミング。やはりおすすめは、ブラシ用のクリーナーを使って洗う方法です。スポンジクリーナーと同じく使い方は商品によりますが、今回は一般的な方法をご紹介します。
まず洗面器などの容器にぬるま湯を張り、そこにブラシクリーナーを適量入れてよく混ぜます。
ぬるま湯にブラシを浸し、軽くかき混ぜたりやさしく揉み、汚れを浮かせます。
ある程度汚れ落ちが確認できたら、ぬるま湯でよくすすぎましょう。洗剤が残らないよう、念入りにすすぎます。
◆メイクブラシの乾かし方
十分にすすいだら、清潔なタオル等に水気をよく吸収させます。ブラシの穂先を丁寧に整えたら、通気性の良い場所で乾いたタオルの上などに並べ、きちんと乾燥させましょう。
メイクブラシの保管方法
しっかり乾かしたメイクブラシは、清潔をキープできる場所に保管しましょう。メイクブラシ用のポーチに収納すれば、ほこりも防げて◎。
立てて保管するのもよいですが、その場合は穂先が広がりすぎないように気を付けましょう。ブラシ用のカバーなどを活用するのも一つの手段です。
4.まとめ
毎日使う、スポンジやパフ、ブラシといったメイクツール。ケアの頻度や洗い方、保管方法まで、すぐに実践できるお手入れ方法をご紹介してきました。
面倒に思えるお手入れも、実際にやってみると意外と簡単。清潔なツールでのお手入れは、メイクの仕上がりやコスメ・素肌の状態にも差を付けます。前回のお手入れ時期が思い出せない…なんて方は要注意!どきりとしたあなたは、ぜひこの機会に定期的なお手入れ習慣を復活させてくださいね。
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