コスメはせっかくならオーガニックのものを使いたい!と思っていませんか?しかし数年前に比べてブランドの数が格段に増えたこともあり、どれを選ぼうか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
「オーガニックコスメ」と一緒にされることが多い「ナチュラルコスメ」との違いも気になるところです。
そこで今回は、はじめに「オーガニックコスメ」の定義や「ナチュラルコスメ(自然派コスメ)」との違いを解説。
その上で、おすすめのコスメブランドをご紹介してきます。

オーガニックコスメやナチュラルコスメなどに興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
※この記事における「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことを指します。
目次
1.「オーガニックコスメ」とは?「ナチュラルコスメ」との違い
おすすめブランドをご紹介する前に、まず「オーガニックコスメ」と「ナチュラルコスメ」の違い、それぞれの定義などを簡単にご説明します。
「オーガニックコスメ」の定義
「オーガニック」は直訳すると「有機の」という意味。
「オーガニックコスメ」と言った場合には、「有機栽培された植物を使用した化粧品」を指すのが一般的です。
ヨーロッパなどのオーガニック先進国にはその詳細を定める団体がたくさん設立されていますが、日本にはいまだないのが現状です。
食品に関しては農林水産省の有機JAS認定が存在しますが、化粧品に適用できる統一基準はありません。
そのため有機栽培された原料を少しでも使っていれば「オーガニックコスメ」と謳っても問題はない、ということになります。

つまり、どんな根拠で「オーガニックコスメ」としているのかはメーカーによって異なるのが現状なんです。
選ぶ際には、表面上のキャッチコピーだけでなく詳細をきちんとチェックしたいですね。
メーカーによっては海外の機関からオーガニック認証を得ているケースも増えているようです。基準は各機関によって異なりますが、それを踏まえたうえで選ぶのも一つの手段になるでしょう。
「ナチュラルコスメ」の定義
一方、オーガニックコスメと混同されることが多いナチュラルコスメはどのような定義なのでしょうか。
ナチュラルコスメとは、別名「自然派コスメ」と呼ばれることからもわかる通り「自然(天然)由来の素材や原料を使用した化粧品」のこと。
有機栽培されているかどうかは関係ないので、厳密に考えるとオーガニックコスメとは異なります。

定義からいえば、オーガニックコスメもナチュラルコスメの一種、と考えることができるんですね。
「自然(天然)由来」となるとオーガニックよりもさらに定義があいまいなので、その数はさらに増えるでしょう。
オーガニックコスメにしろナチュラルコスメにしろ、大切なのは何を重視して化粧品を選ぶかということです。
自分の中の基準を明確にしておくと、多くの中から選びやすくなるでしょう。
2.おすすめのオーガニックコスメブランド11選
それでは、おすすめのオーガニックコスメとナチュラルコスメブランドをそれぞれご紹介していきます。
初めにご紹介するのは、今回の記事のメインでもあるオーガニックコスメ。

HANA organic(ハナ オーガニック)

「私史上、最高の肌」をキャッチコピーにかかげるハナオーガニック。
年齢に応じた豊かさや美しさを最大限引き出すことをモットーにしており、植物の力を活かしたオーガニック処方のコスメを発売しています。100%国産にこだわっているのも特徴の一つ。
do organic(ドゥーオーガニック)

「日本女性のための、本物の国産オーガニックコスメ」を目指し、2008年に誕生したオーガニックコスメブランド。
「do organic(オーガニックしよう!)」というブランド名通り、気軽に取り入れられるオーガニックコスメ作りに力を入れています。特にエイジングケアコスメの優秀さが話題です。
AQUA・AQUA(アクア・アクア)

国産オーガニックコスメブランドのアクア・アクアは、オーガニックでありながらトレンドメイクが楽しめるメイクアイテムが豊富!
フレッシュフルーツの恵みを活かした、みずみずしいツヤ肌に仕上がる製品がそろっています。すべて石けんでオフできるのもポイント。
chant a charm(チャント ア チャーム)

国産のオーガニックスキンケアブランド、チャントアチャーム。
山梨県の自社農場にて有機JAS規定に則って栽培された無農薬ハーブ、北アルプス温泉水などを使用しています。特別なオーガニック認証は取得していませんが、細かな自社基準を設けている点に誠実さを感じますね。
ARGELAN(アルジェラン)

SNSでもたびたび話題になるアルジェランは、なんとドラッグストアチェーン・マツモトキヨシのプライベートブランド!
PBならではの開発力を活かし、本格処方と日常使いできる気軽さ、使い心地のよさを叶える製品づくりに力を入れています。
一部の製品ではエコサート認証も取得しているのが注目ポイント。
F organics(エッフェ オーガニック)

コスメキッチン初のオリジナルブランドとして誕生したエッフェオーガニック。
心と体、空間や時間までもを自分らしく彩ることで、個々の本質を輝かせることを信念に掲げています。
眠っている感性を研ぎ澄ましてくれそうな、オーガニック植物由来のアイテムが魅力的です。
THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)

ザ パブリック オーガニックを語る上で欠かせないのが「精油」。
植物のエネルギーが凝縮された精油の力に着目し、現代社会を生きる人々の心身を解きほぐすようなアイテムを開発しています。
ボディ・ヘアケアアイテムを中心に、ディフューザーなども発売中。
ARGITAL(アルジタル)

イタリア・シチリア島のグリーンクレイ(海泥)と、選び抜かれたオーガニックハーブを使用したコスメブランド。
大人気のクレイパックをはじめとするスキンケアアイテムのほか、ペットケア用品まで取り扱っている点にもアルジタルの信念を感じますね。
WELEDA(ヴェレダ)

言わずと知れた有名オーガニックコスメブランド、ヴェレダ。
体・心・精神のバランスを取ることを基本的な考え方として掲げ、内面から輝く美しさをサポートする製品づくりを行っています。
環境保護活動にも力を入れているため、エコフレンドリーな企業・製品に魅力を感じる方にもおすすめ。
AMRITARA(アムリターラ)

2008年に誕生した国産のオーガニックコスメブランド、アムリターラ。
九州の自社農園で自然栽培されたハーブのほか、世界中から集めた良質なオーガニック植物を原材料に使用しています。
化粧品のほか食材やサプリメントなどもあり、手広いラインナップも特徴の一つ。植物の持つ力で、すこやかな毎日をサポートします。
innis free(イニスフリー)

韓国のオーガニックコスメを代表するイニスフリーは、ユネスコ世界自然遺産にも登録されているチェジュ島の恵みを活かしたコスメブランド。
メイクアイテムだけでなく、グリーンティーシードシリーズなどをはじめとするスキンケアシリーズも人気です。
3.おすすめのナチュラルコスメブランド4選
続いて、おすすめのナチュラルコスメブランド4選をご紹介。オーガニックコスメとは異なるものの、どれも独自のこだわりによる良質な製品が魅力的です。
naturaglacé(ナチュラグラッセ)

ナチュラグラッセというブランド名は、「ナチュラル(自然)」と「グラッセ(ツヤを与える)」を合わせた造語。
大地のミネラルを活かしたメイクアイテムを中心にラインナップし、どれもツヤのある繊細な仕上がりが特徴であり魅力です。
ETVOS(エトヴォス)

ナチュラルコスメでありながら、洗練されたイメージが印象的なエトヴォス。メイク・スキンケアともに、シンプルな成分で実感できる確かな効果、使いやすさ、適切な価格を心がけて開発されているそう。
看板商品であるミネラルファンデーションのほか、各シーズンごとに発売される限定品も見逃せません。
MiMC(エムアイエムシー)

ミネラルファンデーションなどが人気のエムアイエムシー。
植物をはじめとする高品質な天然素材の成分を厳選することで、大地のエネルギーを感じられる製品を世に送り出しています。それぞれを活かす最適な方法で配合することが、ナチュラルでありながら高いスキンケア効果を発揮している秘密。
MARKS&WEB(マークスアンドウェブ)

安全性・環境性・有用性のバランスを満たし、丁寧なものづくりに力を入れている日本生まれのマークスアンドウェブ。
「MARKS」にはお気に入り、「WEB」には広めるという意味が込められており、ブランドが提案するお気に入りを提案して広めたい、という願いが込められています。
4.まとめ
オーガニックコスメとナチュラルコスメの違いやそれぞれの定義を解説した後、おすすめのブランドを全部で15選ご紹介してきました。

一見似たように思えるオーガニックコスメとナチュラルコスメですが、その定義は意外と異なるもの。
ブランドによっても基準はさまざまなので、自分が何を望むのか考えたうえで選択することが大切です。
それぞれの違いも楽しみながら、ぜひ信念に共感できるオーガニック・ナチュラルコスメブランドを探してみてくださいね!
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